島田清次郎作品一覧


 小説


 大正3年(1914) 15歳

若芽(「潮」第2巻第1号)→青空文庫

 大正6年(1917) 18歳

死を超ゆる(中外日報)

 大正8年(1919) 20歳

地上 第1部 地に潜むもの(新潮社 6月)

 大正9年(1920) 21歳

地上 第2部 地に叛くもの(新潮社 7月)
ある男の話(「解放」1月号)→『大望』
二人の男(「新潮」1月号)→『大望』(「二つの道」と改題)
断片三つ(「改造」2月号)
あるゴロツキの嘆き(「太陽」7月号)→『大望』(「あるゴロツキの嘆」と改題)
若き城主(「文章世界」8月号)→『大望』
春近く(「文章倶楽部」8月号)→『大望』
幼なき者(「解放」9月号)→『大望』

 大正10年(1921) 22歳

地上 第3部 静かなる暴風(新潮社 1月)
夕べの悩み――ある不良者の手記(「改造」4月号)
絶対道(「大観」10月号)→『勝利を前にして』

 大正11年(1922) 23歳

地上 第4部 燃ゆる大地(新潮社 1月)

 大正12年(1923) 24歳

我れ世に勝てり 改元 第1巻(新潮社 3月)

 大正13年(1924) 25歳

我れ世に敗れたり 改元 第2巻(春秋社 12月)

 未発表作品(精神病院内で書かれたもの)

生活と運命 第1巻 母と子
超越者
帰朝して
縁(北陸大学紀要9)
煙(北陸大学紀要9)
将軍
不二子(北陸大学紀要8)
偉大なる中学生(北陸大学紀要8)
白刃(北陸大学紀要10)
松風(昭和文学研究8)
変な弁護士(北陸大学紀要10)
「基督抹殺論」(昭和文学研究8)
金剛舞台(北陸大学紀要8)
草枕
明智中佐(北陸大学紀要11)
高原にて(北陸大学紀要11)
Nightingale
羅典区の少女
釣魚
第一人者
流行者

水源地
片恋
雑筆

 詩


 大正6年(1917) 18歳

我らは戦ふ(「精神界」7月号)
或る日(「精神界」7月号)
その人(「精神界」7月号)
野の出来事(「精神界」7月号)
三年振りであつた少女へ(「精神界」7月号)
海近い砂丘を(「精神界」7月号)

 大正10年(1921) 22歳

旅中雑興――へんな歌稿――(「文章倶楽部」5月号)→『勝利を前にして』(「旅の歌」と改題)

 大正11年(1922) 23歳

故郷の若者達に(「凶鳥」5月号)

 昭和3年(1928) 29歳

私に就いて(「悪い仲間」3月号)
まちあぐみては(「悪い仲間」3月号)
無題(「悪い仲間」3月号)
たばこ(「悪い仲間」5月号)
私は置き忘れて来た(「悪い仲間」9月号)

 昭和4年(1929) 30歳

(「文芸ビルデング」6月号)
明るいペシミストの唄(「文芸ビルデング」10月号)

 昭和5年(1930)

無題(佐藤春夫『更生記』昭和5年10月)

 随筆など


 大正8年(1919) 20歳

夏の便り 金沢より(「文章倶楽部」9月号)
ある手紙への返事(「改造」10月号)→『大望』(「無心への返し」と改題)
私の創作の実際(「文章倶楽部」11月号)
「地上」完成の後ならでは(「新潮」12月号)
ある手紙(「解放」12月号)→『大望』(「友への返し」と改題)

 大正9年(1920) 21歳

「地上」を書く迄 文壇立志篇(「文章倶楽部」1月号)
ある人に(「文章世界」2月号)→『大望』
祈り(「読売新聞」2月23日)
或る人に答ふ(「新潮」3月号)
「地上」語 「或人への便り」から(「読売新聞」4月15日〜20日)
公開状に対する答(「新潮」5月号)
地上の女主人公(「文章倶楽部」6月号)
南洋より(「新潮」7月号)→『勝利を前にして』
社会主義同盟に加入した理由(「人間」11月号)
いと若きものより 花袋秋声五十年祝賀会に際し(「時事新報」11月23日号)
「独り立ち」の努力(「新潮」12月号)

 大正10年(1921) 22歳

存在把握の寂寥(「新潮」1月号)
アンケート 私の好きな小説戯曲中の女(「文章倶楽部」1月号)
若き諸君に――芸術についての一考察(「文章倶楽部」2月号)
湘南雑筆(「時事新報」2月13日、15日、16日号)→『勝利を前にして』
現代日本文学の世界的使命(「新潮」4月号)→『勝利を前にして』
鴨川べりの旅舎(「新潮」5月号)→『勝利を前にして』
アンケート 書斎に対する希望と用意(「文章倶楽部」5月号)
若き者は讃むべし――全国の若き少年達に(「中学世界」6月号)→『勝利を前にして』(「全国の中学生諸君に」と改題)
長篇小説の流行に就いて(「新潮」11月号)→『勝利を前にして』
愛読者の好意を謝す(「新潮」12月号)

 大正11年(1922) 23歳

若き諸君に与ふ(「文章倶楽部」1月号)
西郷隆盛 明治座新狂言「城山の月」(「新演芸」5月号)

 大正12年(1923) 24歳

鍬に倚れる人マークハム(「文章倶楽部」1月号)
新しきインタナショナルの発見と成立(「新潮」4月号)
アンケート 私の好む花、人、土地(「文章倶楽部」11月号)

 大正13年(1924) 25歳

雨滴の音を聴きつゝ。(「文藝春秋」7月号)